乳がんの種類と特徴

乳がんの基礎知識

乳がんの種類と特徴

乳がんのガイド

乳がん種類と特徴について解説しています!

 乳がんには、大まかに分けて「非浸潤がん」「浸潤がん」「パジェット病」の3つが存在します。

胸にしこりを感じる乳がんの90パーセント以上が「浸潤がん」であり、ごく初期の段階である「非浸潤がん」は10パーセント以下といわれています。

非湿潤がんとは?

 がん細胞が、まだ乳管内のみにとどまっているものを「非浸潤がん」と呼びます。

しこりも見つからない初期段階で、乳頭からの分泌物や、マンモグラフィなどの画像検査で見つかることがほとんどです。

まだ浸潤を起こしていないことから、転移のリスクが少ないがんですが、日本で発見される症例は少なく、2005年の統計では18パーセントとされています。

マンモグラフィによる検診が進んでいる欧米では、30パーセントほどの発見率となっており、日本でも一層の検診の広まりが期待されます。

湿潤がんとは?

 乳管内から外へと浸潤を始めたものを「浸潤がん」と呼びます。

しこりが見られる乳がんの大部分が湿潤がんで、発育する部位などによって「乳頭腺管がん」や「硬がん」「充実腺管がん」といった一般的ながんと、「粘液がん」などの特殊ながんに分類されます。

乳頭腺管がんは、キノコ状に発達するがんで、全体の20パーセントほどを占めます。リンパ節への転移の確率も低く、予後は良好とされています。

充実腺管がんは、小さな腺管の中に広がるように増殖するがんで、こちらも約20パーセントの割合で見られます。予後の悪性としては中程度です。

硬がんは、乳管の外側にまばらに点在するように発育するがんで、約40パーセントという高い割合になります。一般型の中ではもっとも悪性とされています。

その他、粘液を多量に含む「粘液がん」などの特殊型があり、悪性度は高いものの、発症頻度はごく少ないのが現状です。

パジェット病とは?

 乳頭・乳輪部の皮膚に、湿疹やただれが見られる乳がんです。多くは、しこりを認めない早期のがんで、乳がん全体の中でも約1パーセントという稀なタイプになります。

乳管の出口付近に発生した非浸潤性がんが、表皮に広がり、乳頭や乳輪に浸潤したもので、予後も良いとされています。

ただし、皮膚疾患との区別がつきにくいことから、早期の正しい診断が課題となっています。

がん情報カテゴリページ一覧

スポンサードリンク

ページの一番上へ
サイトのTOPページへ