乳がんの病気の進み方と悪化の仕方

乳がんの基礎知識

乳がんの病気の進み方と悪化の仕方

乳がんのガイド

乳がん病気の進み方と悪化の仕方についてご解説!

 乳がんは、一般的に進行速度がゆるやかといわれていますが、実際は種類によって異なります。

基本的にいえるのは、浸潤する前にはかならず非浸潤のステージを経ているということです。つまり、早期発見できれば、対処のしようがあるといえます。

乳がんの種類によって進行速度は異なる

 乳がんの進行速度は、がん細胞の「分化度」によっても異なります。

分化度とは、正常な細胞から分裂して生まれたがん細胞がどれだけ成熟しているか、ということです。

未分化であるほど、元の正常な細胞が分からず、高分化であるほど、元の細胞の特徴を残していることになります。

分化度が低いがん細胞は増殖が速く、分化度が高いがん細胞は安定しているため、ゆっくり進行していきます。

乳がんの中でも4割と、もっとも多い「硬がん」では、分化度が低く、進行速度が速いことが分かっています。

一方、2割を占める「乳頭腺管がん」は、分化度が高く、転移の可能性も低いため、早期発見できれば完治が期待できるタイプです。

同じく2割を占める「充実腺管がん」は、高分化で進行は遅いものの、血中に入り込みやすい特徴があり、転移の確率はやや高まります。

乳がんの最初は非浸潤がんから始まる

 乳房のがん細胞は、おもに乳管の上皮細胞に発生しますが、増殖するにしたがって、乳管の壁から外へと浸潤。やがて皮下脂肪や皮膚、周辺組織、リンパ、血管などへと広がっていきます。

皮下脂肪に浸潤している時点で、皮膚に引きつれが起きたり、えくぼ状の凹みが見られたりしますので、そういったサインを見逃さないことが大切です。

また乳頭近くにがんがある場合は、乳頭が陥没することもあります。先天性でない限り、すみやかに受診しましょう。

乳管を伝わって、がん細胞が乳頭にまで達すると、乳頭周辺の皮膚がただれて湿疹が起こる「パジェット病」もあります。

もっとも怖いのは、リンパ管や血管への浸潤です。

リンパ管に入ると、まずはわき下のリンパ節に転移します(リンパ行性転移)。血管内に入ると、がん細胞が血管を通して全身に運ばれ、肺や肝臓、骨、脳などに遠隔転移します(血行性転移)。

ここまで至る前に発見し、治療を開始することが重要です。

がん情報カテゴリページ一覧

スポンサードリンク

ページの一番上へ
サイトのTOPページへ