乳がんのステージ(病期)

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乳がんステージ(病期)について解説しています!

 乳がんの進行は、4つのステージ(病期)で表現されます。

ステージの分類に関しては、乳がん以外の多くの悪性腫瘍でも用いられている「TMN分類(しこりの大きさ、リンパ節への転移、遠隔転移を総合的にみて診断)」が主流です。

どのステージに分類されるかによって、治療方法も異なってきます。

ステージ 進行度
0期

乳がんが、乳管内のみにとどまっている、ごく早期の段階です。「非浸潤がん」になります。

しこりもなく、転移の可能性もほぼありません。10年生存率は95パーセント以上です。

T期 しこりが2センチ以下で、わきの下のリンパ節など、乳房の外には浸潤していない状態です。10年生存率は90パーセントとされています。
U期

a期とb期に分かれます。a期では、しこりの大きさが2〜5センチで、わき下のリンパ節への転移が見られない場合、もしくはしこりが2センチ以下で、リンパ節への転移がある場合もa期に分類されます。

b期では、しこりが2〜5センチで、リンパ節転移がある場合、もしくは5センチ以上で、転移が認められないケースになります。いずれも10年生存率は80パーセントとされています。

V期

a、b、c期の3段階に分かれます。いずれも10年生存率は約60パーセントです。

a期
・しこりが2センチ以下で、わき下のリンパ節に転移がある上、リンパ節がお互いに癒着していたり、周辺組織に固定されている。
・わき下のリンパ節転移はないが、胸骨の内側のリンパ節が腫れている。
・しこりの大きさが5センチ以上で、わき下あるいは胸骨の内側のリンパ節に転移している。
・しこりの大きさが5センチ以下で、わき下のリンパ節への転移が多い。

b期
・しこりの大きさや、わき下リンパ節への転移があるかどうかに関わらず、しこりが胸壁にしっかり固定されている、もしくは皮膚からしこりが突出していたり、皮膚が崩れている。
・しこりの大きさを問わず、胸骨内側のリンパ節に転移している。

c期
・しこりの大きさに関わらず、わき下リンパ節と、胸骨内側にあるリンパ節の両方に転移が認められる。もしくは鎖骨の上下にあるリンパ節に転移している。

W期

遠隔臓器に転移している段階です。乳がんにおいては、転移しやすい臓器として、肺や骨、肝臓、脳などが挙げられます。10年生存率は25パーセントとなります。

初期治療をおこなった後で、乳がんが再発した場合もW期に分類されます。

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