乳がんのダブル・マステクトミー(両乳房全摘手術)

乳がんの治療法

乳がんのダブル・マステクトミー(両乳房全摘手術)

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乳がんダブル・マステクトミー(両乳房全摘手術)について解説しています!

 ダブル・マステクトミー(両乳房全摘手術)とは、両方の乳房を同時に全切除する手術です。

がんの状態にもよりますが、乳頭と皮膚は残す「スキンスペアリングマステクトミー(皮下全摘乳腺切除)」が多く、術後に乳房再建手術を行う患者さんも多くみられます。

両乳房に同時にがんが見つかったケースのほか、乳がんの発症リスクが高いと判断された女性が、予防の意味で行うこともあります。

2013年5月には、女優のアンジェリーナ・ジョリーがこの手術を受けたことが大きな話題となりました。

ダブル・マステクトミー手術を行うケースとは?

 両方の乳房に同時にがんが発症する症例を「同時両側性乳がん」といいますが、割合としては多くありません。

片側に乳がんができた場合、もう片方にも乳がんのできる確率は約5パーセントといわれ、その中でも同時に発見されるケースは、さらに3分の1となっています。

ダブル・マステクトミーは、予防的観点から行う人が多い手術です。アンジェリーナ・ジョリーの場合も、もともと乳がんの多い家系であり、母親も叔母も乳がんで亡くしていました。

そこで遺伝子検査を行ったところ、がん発症に関わるBRCA1遺伝子に変異を確認。乳がんリスクが87パーセント、さらに卵巣がんリスクが50パーセントと診断されたそうです。

ダブル・マステクトミーを受けた後、彼女の乳がんリスクは5パーセント未満にまで減少し、その有効性の高さが広く知られました。

ダブル・マステクトミーの手術方法はさまざま

 ダブル・マステクトミーの手術方法には、さまざまなものがあります。

予防的に行う場合は、皮膚と乳頭を保存する「スキンスペアリングマステクトミー」が一般的ですが、既に両乳房にがんを発症している場合は、腫瘍の大きさや広がり方によって方法を選択します。

胸筋は残す「胸筋温存乳房切除術」のほか、進行した乳がんでは、胸筋とリンパ節も切除する「ハルステッド法」が行われることもあります。

アンジェリーナ・ジョリーは予防のために行ったため、「スキンスペアリングマステクトミー」を選択でき、手術の9週間後にはインプラント式の乳房再建手術を行いました。現在では、見た目にはまったく元通りのバストとなっています。

彼女の決断には、医学界からも賛否両論があるようです。しかし乳がんのハイリスク群である女性たちにとって、1つのモデルとなったことは確かでしょう。

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