乳がんの再発・転移

乳がんの治療後

乳がんの再発・転移

乳がんのガイド

乳がん再発・転移について解説しています!

 乳がんでは外科手術を行った後、局所再発もしくは遠隔転移する可能性があります。

再発率はもともとの病期によっても異なり、T期までなら10パーセント程度ですが、U期で30〜40パーセント、V期以降では50パーセント以上となっています。

局所再発の場合は再び根治させるための治療を行うことが多いですが、遠隔転移の場合はうまくがんと付き合えるよう、症状を緩和させるための治療が主になります。

乳がんの局所再発の治療法

 局所再発とは、手術を受けたのと同じ側の乳房に、再び悪性腫瘍が形成されることをいいます。

乳がんでは、再発が比較的早いとされ、約8割3年以内に再発しますが、中には術後5年以上が経過してから再発する人も5パーセント程度います。

ただし乳がんは他のがんと比べると予後が良く、遠隔転移が認められないうちに適切な治療を受ければ、治癒できる可能性が十分あります。

局所再発の治療法としては、約9割のケースで再手術を行い、病巣を完全に切除します。

温存術を受けていた患者さんでは、全摘術をすすめられるのが一般的です。再手術ができない局所再発では、放射線治療や抗がん剤、ホルモン療法などが選択されます。

乳がんの遠隔転移の治療法

 骨や肺、肝臓、脳などに遠隔転移が認められた場合は、根治するための治療よりも、患者さんの状態をみながら緩和ケアを行うのが中心となります。

QOL(生活の質)を考慮しつつ、治療の有効性と体への負担を天秤にかけながら、最善の方法を選択します。

遠隔転移していても、なるべく早期に適切な治療を受ければ、長くがんと付き合いながら生きることも可能です。中には、全身転移を抱えつつも5年、10年と生存している人も少なくありません。

治療法としては、ホルモン療法分子標的療法のほか、必要に応じて抗がん剤や放射線治療などを適宜組み合わせます。

遠隔転移したがんも、その性質はもともとの乳がんと同じですので、初期治療に用いた抗がん剤などを使うのが一般的です。

遠隔転移では、患者さんと腫瘍の状態をみながら慎重に治療法を検討しますので、画一的な方法はなくケースバイケースです。

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